上押野地域環境保全協議会

上押野地域環境保全協議会は、「多面的機能支払交付金事業」として農林水産省による支援を受けて各種活動を行っております。

【多面的機能支払交付金とは】

農村地域の少子高齢化および過疎化等により、それらの地域の共同作業が困難となり、農業に関係する共用の設備の維持管理に支障が生じ始めている。また、そうした共同作業が困難となることにより、農家の負担が増加することも懸念されている。このため、従来から行われている農業者等のその種の共同作業に対して、国および地方自治体が資金を援助することとなりました。

農業者および地域住民等は、グループ (活動組織) をつくり、活動計画書を決定する。グループはそれをもとに市町村と協定を結び、共同作業を行う。それらの作業に対して、協定で定められた農用地の面積に応じて、国および地方自治体から交付金が支払われます。

一方で、行政においては、国の支援および指導の下、都道府県が基本方針を決定し、市町村は住民側と協定を結ぶ等すると共に、活動の実施状況の確認等を行います。

多面的機能支払交付金には、農地維持支払と資源向上支払の２種類があります。

　  多面的機能支払の活動手引き

協議会では、以下の部会が中心となり各種活動を行います。

●工事部会

役割：基礎活動を中心とした活動

●景観形成・生活環境保全・交流会活動部会

役割：農村環境向上活動

○農用地等を利用した景観形成

○農業用水の活用

○外来種の駆除

○地域住民との交流会活動・学校教育・行政との連携

●総務・広報・啓発活動部会

役割：活動組織の管理運営活動

○自分たちがどのような活動をしているのかを分かりやすく伝え、活動への参加・協力を積極的に呼びかけることにより、活発な取り組みにしていきます。

○農村環境保全活動に対する地域住民等の理解を深めるために、パンフレット、機関紙等の作成・配布、看板の設置、インターネットのホームページ開設・更新等の活動を行います。

上押野地域環境保全協議会部会活動内容